第18回 書文通(2回目アルファベット)

今年最後の書文通ですヽ(*^^*)ノ。ルーチン化したテーマで今回はアルファベットの2回目!今回は、雅風さんの作品から紹介です。

作者:雅風
【作品の記録】
作品タイトル:リスペクト
製作時期:2012/12

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ
媒体:
筆種:
額装:額装なし

【感想MEMO】
前回のアルファベットとは少し違ったアプローチをもった作品。雅風さんにとって、アルファベット作品は長い書道生活の中でも、なじみの少ない作業。まだ自分の中で確立したスタイルが見つかっていないようで、いつも悶々の末に制作されているとのこと・・・。これについては、やっぱり「探しながら書く」しか道を見つけるすべはないので、私もだいぶ悶々した日々もあったので、さまざまなアルファベットの形、書き方筆運びを探して欲しいなと思ったり(*^m^*) ふぁいとぉ♪

雅風さんの新しくなったブログ&記事レポもどうぞ

作者:KOU
【作品の記録】
作品タイトル:One
製作時期:2012/12

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ(半紙4分の1)
筆種:ゴムベラ
墨種:墨汁・薄墨
加工処理等:裏打ち
額装:額装なし

【制作MEMO】

今回は前回アルファベットの続きという形で「zero」の続き「One」としました。書き方も同じ感じにしたのですが・・・う~ん。混沌としてしまってスミマセン^^;。ヘラは筆以上に難しいと思う今日この頃・・・。

【私的MEMO 書道は究極の矛盾芸術】

今回の作品は自身の生活状況がガッツリ出てしまいました・・・。たとえば、芸術か、デザインかという話において、私は、そこに作者の思想や感情が多いに反映しているものを芸術といい、知的な計算の元作り上げたものをデザインと切り分けています。もちろんマーブルになることもあるのですけれど、意識的な感覚として分けています。「書道」というカテゴリーにおいて、たまに芸術か否かなどという話を耳にしますが、書道というものは私の中では究極の矛盾だと常々おもっているのです。冷静にお手本を見つめ、忠実に再現する技術を身につけつつそこに自身の感情や思想を重ねて新しいものを作り上げる。それがあってはじめて書道が芸術に値するものだと思っているので、「冷静と激昂の間」どこにウェイトを置くかを明確にしながら制作をするようにしています。インテリア書は普段デザイン書に近い分類なので、どちらかといえば、効果や計算施したものを作るのですが・・・今回はちょっとしたアクシデントがありまして、バタバタの中での制作になってしまい。まったくもって落ち着きの無い作品になってしまいました^^;そんな作品を見る度に自分もまだまだだなぁ・・・とおもってしまうのでした。

今年最後の書文通だったのに、少し残念でしたが・・・来年もマイペースながらお勉強の書文通はライフワークとして進んでゆきます(*´ェ`*)

コメント: 2 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    雅風 (火曜日, 25 12月 2012 11:16)

    2012年お疲れ様でした。そしてありがとうございました。難しいお題もあるけれど、それをアレコレしていく中で今までどうにも書けずにいた線をマスターできるようになったりして…書文通はとても良い場になっています。決め事がないとすぐ怠け者になっちゃうので(苦笑)ゆる~くでも続けていきましょう。来年もよろしくです!

  • #2

    Kou (火曜日, 25 12月 2012 20:33)

    お疲れ様でした(*^.^*)こちらこそ、お付き合いありがとうですよ~。なんだかんだと書文通は自分との戦いですよね・・・。まぁまぁぬるくゆる~く時々ピリリとがんばりましょう(笑)

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