年賀状考察記

今日は、各種裏打ち作業をしています、乾くまでの間に年賀状デザインの考察をしながら作業場の大掃除を・・・(笑)

筆耕をしていない私は年賀状の準備はいつもこの時期。メインの「巳」の部分は出来上がっているものの、そのほかのデザインが決まってない・・・。それと、合わせて今日は今年最後の「書文通」の裏打ち作業。ついでに年賀状の「巳」の題字も裏打ち作業をしました。

裏打ちといっても反則裏打ちで、激安仙画ハガキに書いたものを打つので、とても楽ちん。ハガキサイズに関しては、それでいいのだけれど、それ以外になると困ったな。「巳」の字は半紙2分の1の作品。

 

しかたがないので、虎の子の大判変形ハガキに打つことに・・・。

 

しかし、「紅星牌」はもったいないよね(-。-;)なんかいい素材ないかなぁ・・・。

ハガキなどの厚手に貼った和紙に打つのは、ほんとうに失敗がない上にその後の額装にもとても便利なのです。なにより・・・元の形にピシーっと戻ってくれるのがクセになります。(笑)

 

耳を裁断するだけで完成。

裏打ちしたものは、来年の玄関飾りとして額装します。

ちなみに、こちらが去年の玄関飾りとして置いておいた「龍」デス。去年は「書文通」で書きましたね・・・個展でもおひろめしました(*´ェ`*)こちらも大判ハガキです。

 

年賀状は、旦那ちゃんがフツーのサラリーメンなので割りと普通なものを毎年作ります。時間があれば、私用の年賀状はデザインチックにしたりします。年賀状ってまぁ、挨拶状でしかないので本来家族のこととかがメインになるものなのだろうけど・・・私はなんか、年最初のお届けモノな気がして、いつも受け取った人が、ほっこりしたり、ニコニコしたり、安心だったりなんかフクフクしたキモチになれるようなデザインをしたいな。と思いながら作ってしまいます。

 

ことしの「巳」はもっちりとした線を使ったものにしました。安定とか安心の意を込めて・・・。またヘビちゃんは弁財天の使いであり、商運を 開く縁起の良い生き物としても信仰の深いシンボル。なので、太く強くそんなイメージにしました。まぁ年賀状をそのまま飾ってくれる人はいないだろうけど、なんか「縁起よさそう?」なキモチをお届けできるようなデザインに仕上げたいなぁと思っているのですが、

メイン字以外のレイアウトが、なかなか降りてこないのです(-。-;)

 

「謹賀新年」とか「迎春」などの文字ナシでハンコだけ押すのがベストなんだけどな・・・(笑)そういうわけにはいかないので、もう少し考えよう(笑)

コメント: 2 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    雅風 (木曜日, 20 12月 2012 15:55)

    玄関飾りに大きめの「巳」も用意されたのですね。どんな出来栄えになったのかは来年お披露目予定でしょうか。私は今日まで、どちらを提出するのか最終選考を繰りかえしてきましたが決めましたよ(笑)それにしても…KOUさんの考察記は面白い!

  • #2

    Kou (木曜日, 20 12月 2012 18:07)

    大き目というか、私は年賀状は印刷派なので元々飾り兼年賀状用に書いたのです_(^^;)ゞものぐさ太郎なもので・・・。
    あ・・・書文通。明日お話しますが、あまり期待しないでね~(-。-;)今月はダメダメですぅ。

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