昨日は、約3ヶ月ぶりのお稽古でした(*^^*)。そして上級編スタート1回目というこでゆるゆる(^^;)お稽古
夏ごろ提出していた、試験結果が返ってきましたので、ひさびさ新作のおひろめです。
タイトル:Woman [Dear Woman]
制作時期:2012年 8月
作品サイズ:半紙
使用筆:攀桂堂 (丹)
裏打ちのみ、未額装。写真はイメージ。
【小話】
今回の試験の課題として、アルファベット作品か感情を表す漢字作品ということで、意外と私は感情を表すのが苦手(^^;)感情などのテーマにするとそれに依存した作品作りになってしまって、作品全体に気が回らなくなってしまいそうでしたので、アルファベットを選びました。とはいえ、アルファベット作品もまだ数こなしたことはなく、難題でしたけれども・・・(笑)
そもそも、英語の苦手な私。そして英語などのアルファベットを使用する言語は、単語と単語とをたしてはじめて日本語として意味をなすことが多いので、1単語というのは結構題材として探すのは大変でした。辞書を片手に、最初はフランス語を拾っていました。まぁ、ある程度イメージもありつつ、書き始めていたのですが・・・突如ぱぁっとビジョンがでてしまい。ウーマンって女性っぽく書けるのでは?と思い書き始めました・・・辞書の書き出しが無駄に・・・orz
[Wo]の部分の構図は書き方を確立するまでには時間はかかりましたが、早い段階で構図は決まりました。しかし[man]が決まらない・・・。文字を回転させてみたり、書くアンダーラインを変えてみたり・・・かなり時間がかかりました。きっと、どういう女性を書きたいのかが定まっていなかったのでしょうね^^;そもそも、私自身あまり女性らしいことに興味がないという性格なのでね(-。-;)お化粧とかしないしぃ~♪
単純にイメージしたのは、資生堂TSUBAKIのCM。それも最初の頃のSMAPの歌が流れていた頃。
(YouTube早く検索すればよかった・・・失敗)それでも、髪の美しさを魅せるCMとして、とても好きなCMでしたので思い出しながら、[man]の部分を書くことに。女性の振り返る動きの中にある髪のゆれる瞬間を納めた写真のように表現できればいいなと思いながら書き込んでいきました。俗に言う見返り美人?(笑)
[man]の部分・・・カスレなどを使えばもっと髪らしく表現することは可能だったのですが(最初はもっと髪質的な表現でした)、しかしそれではただの絵になってしまいますので、そこは書としての線を使いながら、内面的な美しさも表現したいなと思って、あまり髪の毛しすぎないように表現しました。
やわらかい線をつかってファニーな感じにするのか、シャープな線を使い芯の強い女性を表現するかでも悩み・・・(笑)やっぱり試験作品は時間がかかります(´;ェ;`)ウゥ・・・
こういう構図は全てにおいてできるわけもなく、たまたまの授かりもの的な作品になりましたが、私自身が妊娠がわかり、一番女性であることを意識した時期でもありました(普段はおっさんですので)いろいろなめぐり合わせでできた作品なので、愛着もひとしおです。
試験の結果は、馬とおなじまずまずの評価をいただけたので満足してます(*^^*)v
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雅風 (木曜日, 15 11月 2012 17:35)
いよいよ上級コースが始まったのですね。で…夏に悩んでいらしたWoman!こう完成したのですねー。見返り美人になっていますよ、線のなかにしなやかさを感じました。アルファベットは難しい、ほんとそう想います。お疲れ様でした^^
わたしもTSUBAKIのCMは好きです。美しい女性ばかり勢ぞろいだし←あれ?別の目線で見てる?笑。
Kou (金曜日, 16 11月 2012 07:59)
コメントありがとう~(*^^*)なかなかテーマにそったものを作るというのも大変で、いつも課題に悩まされますww