第14回 書文通(漢字フリーセレクト)

作者:雅風
【作品の記録】
作品タイトル:姿
製作時期:2012/08

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ
媒体:
筆種:
額装:額装なし

【感想MEMO】

時季ネタより、で選手の方々の雄姿を表現されています。私も今回の英オリンピックはとてもすばらしいオリンピックだったと思います。一部のオリンピックをきちんと理解しない諸外国の行動には、まだまだ先進国入りはできませんねと思ってしまいましたが、近年のオリンピックが失っていた良さを感じました。特に開会式を見ていて思ったことは、英の芸術にたいする姿勢・・・国を問わず無類に芸術を愛する姿勢が生んだパフォーマンスを見ることができ、日本は招致にやっきになっていますが、日本では到底できない伝統と未来が見事に融合した芸術性の高いパフォーマンスだったのではないでしょうか。雅風さんらしい「女」のつくりがとてもやさしく、「平和の祭典」というのをうかがえます。近年のオリンピックはこの「平和」感が薄れているように感じます。町内大運動会の世界版ぐらいの感覚でも良いのではないでしょうかとおもうのは私だけでしょうか(笑)

少しながくなりました(^▽^;)そのほか詳しくは、雅風てのひら書日和を参照ください

 

作者:KOU
【作品の記録】
作品タイトル:轍
製作時期:2012/07

【材質の記録】
作品のサイズ:仙画ハガキ
筆種:ゴムベラ
墨種:墨汁・薄墨
加工処理等:裏打ち
額装:額装なし

【制作MEMO】
時季ネタからは少しはずれてしまいましたが、自身では時事ネタ?です(笑) 日々いろいろなことに向かって歩み続けるのが人生です。ときにはおおきな壁にぶつかることもあり、やっと一山超えたと思った矢先にまた巨大な山ができ、すこし人生ってなんやろか・・・と振り返る機会があり、その時に書いた轍です。。まぁ「わだち」という字そのものは、タイヤ跡なんですけどね(笑)。サザンの「希望の轍」を聴いてるとそういう解釈も悪くないとおもい、人生を歩んできた足跡的な感じで書きました。実際読めるか読めないかって言ったら読めないワールドですが、ぼたぼた落ちた薄墨がうまく3Dな感じに表現できて良かったと思います。

余談ですが、オリンピックネタ、私も書いてはいました。「叫」です(笑)。どうも監督や解説者の叫び声が印象深かったんでしょうね・・・。自然とでてきましたが、そういったイメージから作られているのでとても「強」な印象があったので、やめました(^▽^;)

コトモノ展。よろしくおねがいします<(_ _)>

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コメント: 2
  • #1

    雅風 (木曜日, 23 8月 2012 20:41)

    お疲れ様でした。KOUさんの作品、とってもかっこイイですよ!
    立体感、強弱、パワー、私が常にこうありたいと思う要素が全て詰まっていると感じました。文通なので競争ではないとわかっていつつも「ま…負けた(-。-;」と思うのである…

  • #2

    Kou (金曜日, 24 8月 2012 09:13)

    お疲れ様でした~。ほんとですか?うれしいです(*´ェ`*)
    でも、雅風さんの作品も女性らしい私には書けない線と雰囲気を
    だしていてとてもすてきでしたよ~(*^^*)
    ふふふ。私も同じです。競争ではないのに、追いつけ追い越せ
    という思い出ついつい書いちゃいます(-_-;)イカン(笑)

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