書文通

KOUの作品と書友雅風さんの作品を1記事内に掲載しています。

 

【書友の雅風さんについて】

幼い頃から、書に親しまれていて、最初にWeb上で私を見つけて下さった方で、私の第一号ファンでいてくださる方です。

 

雅風さん公式ブログ:雅風てのひら書日和

2013年

2月

22日

第20回 書文通(漢字フリーセレクト)

20回の節目であり、これにてしばらく産休とさせていただきます<(_ _)>

過去の記事につきましてはコチラをどうぞ。

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2013年

1月

22日

第19回 書文通(2回目漢字かなまじり)

今年もはじまりました。書文通(*´∇`*)。途中、産休でお休みいただきますが、これからも継続していきます。

作者:KOU
【作品の記録】
作品タイトル:梅ほころびて春近きを知る
製作時期:2013/01

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ(半紙4分の1)
筆種:小筆
墨種:墨汁
加工処理等:裏打ち
額装:額装なし

【制作MEMO】

黄庭堅 「虞美人」の一節より拝借。漢詩なので実際は「梅破知春近」毎度のことながら、かな交じりはネタ探しが大変(^▽^;)とにかくフィールドが狭いので、字数、漢字とかなの文字バランスなどを考慮しながら探します。関東ドカ雪騒ぎの日でもあったので、雪ネタも考えたのですが、古来の日本人はこんなときは春を匂わす歌を歌い春を待ちわびるもの・・・(*´ェ`*)なんちて。ということで、春来ネタにチェンジしました(笑)

構図は、古木に咲いた一輪花。春に生まれてくるわが子を重ね小さき命の花と掛けて「あなたの(わが子の誕生)訪れを待ってます」と表現してみました(*´∇`*)

連綿、草書体については、もう自運のため、過不足あればご指摘を・・・と雅風さんにはお手紙したのですが(笑) まぁだいたい自己反省してた部分と合ってたので次回の課題です。草書は自運の良さがみつけられるようになると良いなぁと最近は思っていますが、私はどうも間延び癖があるようなので、そこだけは早めに治したいなぁ・・・と思いつついつも勢いあまっちゃうのよね・・・。(^▽^;)

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2012年

12月

23日

第18回 書文通(2回目アルファベット)

今年最後の書文通ですヽ(*^^*)ノ。ルーチン化したテーマで今回はアルファベットの2回目!今回は、雅風さんの作品から紹介です。

作者:雅風
【作品の記録】
作品タイトル:リスペクト
製作時期:2012/12

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ
媒体:
筆種:
額装:額装なし

【感想MEMO】
前回のアルファベットとは少し違ったアプローチをもった作品。雅風さんにとって、アルファベット作品は長い書道生活の中でも、なじみの少ない作業。まだ自分の中で確立したスタイルが見つかっていないようで、いつも悶々の末に制作されているとのこと・・・。これについては、やっぱり「探しながら書く」しか道を見つけるすべはないので、私もだいぶ悶々した日々もあったので、さまざまなアルファベットの形、書き方筆運びを探して欲しいなと思ったり(*^m^*) ふぁいとぉ♪

雅風さんの新しくなったブログ&記事レポもどうぞ

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2012年

11月

24日

第17回 書文通(リクエスト)

今回のテーマは、気分を変えて、お互いがリクエストしたものを作りました(*^^*)b

作者:KOU
【作品の記録】
作品タイトル:古代文字「旦」(あした)
製作時期:2012/11

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ(半紙4分の1)
筆種:攀桂堂(丹)
墨種:墨汁
加工処理等:裏打ち
額装:額装なし

【制作MEMO】

個展の展示作品に古代文字の作品もありましたので、会場に字引を持参していたのですが、来客があいたときに見ていて、雅風さんか「かわい~これほし~(>▽<)」と言われたので、お互いリクエストという形で、「旦」という字を書きました。古代文字は、いわゆる甲骨文字といわれるもので、字というよりは、イラストアイコンといったほうがいいかもしれません。現代の生活では見ない風景も多くありますが、よくよく見ると、とても特徴を捉えたすばらしいデザインのものが多数残っています。この「旦」という字も。西に日が沈む頃、日と影(もしくは、湖畔に移る日の写りこみ)のような表現になっていて、「夕日アイコン」と思えなくもありません。しかし、残っている字の形を見ると、現代で言ったら、なんともいえないわかいらしい「ゆるキャラ」のようにも見えてくるものもたくさんあります(*^^*)。

ですので、楷書などの字はオリジナルにデザインしていますが、古代文字に関しては、ほぼ原型のまま書くようにしています。古代の視覚と現代の視覚・・・その比較を感じながら文字に触れるのもまたひとつの書の歴史との向き合い方なのではないかなと私は思うのです。

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2012年

10月

25日

第16回 書文通(漢字かなまじり)

作者:雅風
【作品の記録】
作品タイトル:暮らし
製作時期:2012/10

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ
媒体:
筆種:藁筆・割り箸
額装:額装なし

【感想MEMO】

雅風さんは、書文通で一生懸命パッションすることを目指して、でも長年の身体に染み付いた感覚によって、なかなかはじけられず、いつも苦心しているのを見ているので、今回は見た瞬間に「あ、はじけた♪」と思いました。お互いいろいろな意味でボロッボロだったのに、かえってよかったのかしら(笑)。私が贈った「筆に頼った」なんて言ってらしたけど、ちゃんと使いこなしているからこその作品だと思いました(^◇^)♪

詳しくは、雅風てのひら日和をご覧くださいヽ(*^^*)ノ

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2012年

9月

24日

第15回 書文通(アルファベット)

作者:KOU
【作品の記録】
作品タイトル:Zero
製作時期:2012/09

【材質の記録】
作品のサイズ:仙画ハガキ
筆種:ゴムベラ
墨種:墨汁・薄墨
加工処理等:裏打ち
額装:額装なし

【制作MEMO】
今の私の書文通における「学び」の主軸が「ヘラ」なので、アルファベットでは少々きついかな?と思いつつ、今回もヘラ書きです。書筆もそうですが、道具というのは「使えなければ」何を使っていても同じ。ヘラも簡単なようで、墨のつき方、運び方・・・練習しないと同じパフォーマンスができるようにはなりません。もうしばらくお付き合いしていただきましょう(^^;;

今回は、まず単語は数字系と決めていました。3~4ヶ月に1回アルファベットの課題が来る予定なので、都度構図は違いますが、連作にしようと思い、数字系にと決めてました。0~9でどこまでやるかは謎なんですけれども(笑)。

「Z」と「R」の線と「E」と「O」の位置が見事に平行四辺形にきれいに並んでます。(偶然です)それが幾何学的な視覚を生んでいるのかななどと勝手に分析。バックは少し悩みました「ゼロ」ってことで、何も無いのもありかなと思いつつ、今後のシリーズの複線になればと思い、墨をたらしてみました。薄墨のにじみ方や色の段階を使い分けることも目下勉強カテのひとつなので(^^;;

 

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2012年

8月

22日

第14回 書文通(漢字フリーセレクト)

作者:雅風
【作品の記録】
作品タイトル:姿
製作時期:2012/08

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ
媒体:
筆種:
額装:額装なし

【感想MEMO】

時季ネタより、で選手の方々の雄姿を表現されています。私も今回の英オリンピックはとてもすばらしいオリンピックだったと思います。一部のオリンピックをきちんと理解しない諸外国の行動には、まだまだ先進国入りはできませんねと思ってしまいましたが、近年のオリンピックが失っていた良さを感じました。特に開会式を見ていて思ったことは、英の芸術にたいする姿勢・・・国を問わず無類に芸術を愛する姿勢が生んだパフォーマンスを見ることができ、日本は招致にやっきになっていますが、日本では到底できない伝統と未来が見事に融合した芸術性の高いパフォーマンスだったのではないでしょうか。雅風さんらしい「女」のつくりがとてもやさしく、「平和の祭典」というのをうかがえます。近年のオリンピックはこの「平和」感が薄れているように感じます。町内大運動会の世界版ぐらいの感覚でも良いのではないでしょうかとおもうのは私だけでしょうか(笑)

少しながくなりました(^▽^;)そのほか詳しくは、雅風てのひら書日和を参照ください

 

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2012年

7月

20日

第13回 書文通(いろは)

作者:KOU
【作品の記録】
作品タイトル:いろは(Sign)
製作時期:2012/07

【材質の記録】
作品のサイズ:仙画ハガキ
筆種:ゴム箆&麻
墨種:薄墨
加工処理等:なし
額装:額装なし

【制作MEMO】
2年目スタートこれでいいのか・・・orz と思うほど、迷走をしまくった作品(笑)。道具はヘラ書きをもう少しやりたいなと思って、それで書くと決めていたものの、自分の「かな」に対する価値観や、6月に聞いた九楊先生の講義、お稽古先の先生のお話・・・・・・・などなど、考えながら書いていたら、たった3文字、迷走するする(大爆笑)。いったいいくつかいたのだろうというほど、様々な構図、気分転換?に伝統かなで書いてみたり・・・そしてまた迷走・・・。この作品はだいぶ後半に書いたものの中の1つ。にじみかたが少し変わっていて、唯一掃き溜めのなかでは、まとまっていたのでこれに決定(苦笑)

3文字というのと紙面の狭さなどがあいまって、バランス構図ともに苦戦を強いられました(-。-;)

 

・・・イインダヨ。書文通ハ勉強だモノ。さぁ、今年も迷走しまくる書文通!をお楽しみw

 

 

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2012年

6月

18日

第12回 書文通(雨の入る漢字)

作者:雅風
【作品の記録】
作品タイトル:霽(せいはれる)
製作時期:2012/06

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ
媒体:
筆種:
額装:額装なし

【感想MEMO】

露でジメジメ&ムシムシでスカッと晴れて欲しい。そんな気持ちなのでしょうか・・・フフ。偶然にも、字形の崩し方が、書ならではの遊びとなっていて、うほっ♪ってなりましたヽ(*^^*)ノ

そのほか詳しくは、雅風てのひら書日和を参照ください

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2012年

5月

22日

第11回 書文通(総画数6画の漢字)

作者:KOU
【作品の記録】
作品タイトル:光(untitled.)
製作時期:2012/05

【材質の記録】
作品のサイズ:仙画ハガキ
筆種:ゴム箆&攀桂堂(丹)
墨種:墨汁
加工処理等:
額装:額装なし

【制作MEMO】
今回は、ヘラを使って独特の線の可能性を模索してみました。ワタクシとしたことが、送るものをスキャンするのを忘れてしまって(汗)次点作をアプです。送ったものは雅風さんの記事のほうで確認ください(^▽^;)untitled.としたのは、いろいろな見え方がするという意味でつけました。(チナミニ旦那チャンにはニコチャン大王(わからない人もいるかもしれない・・・)といわれましたヨ(笑))

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2012年

4月

19日

第10回 書文通(動物漢字)

作者:雅風
【作品の記録】
作品タイトル:猿
製作時期:2012/04

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ
媒体:
加工:簡易裏打ち
額装:

【制作MEMO】
その他コメント:2匹のこざるの戯れる姿だそうです。
(ΦωΦ)ふふふ・・・・わかゆいおサルきょんです!
うん!初見で「かわいい!」と「やられた~」というのが
感想としてありました(*^-^)また、今回は構図的に
私風に歩み寄ってくださった(?)のもあって、
「あ、わたしだったらここをこう・・・したいな~」と
そういう感想もでてきました。
そのほか、雅風てのひら書日和をご覧ください 

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2012年

3月

26日

第9回 書文通(しんにょう・しんにゅうの漢字)

作者:KOU
【作品の記録】
作品タイトル:自体【遥】子供の遊ぶ姿を見る
製作時期:2012/03

【材質の記録】
作品のサイズ:中国製機械すき半紙
筆種:攀桂堂(丹)
墨種:墨汁
加工処理等:仙画はがきに裏打ち
額装:額装なし

【制作MEMO】
今回は、「他意の表現」というのをやってみました。
ふと書いたものが、子供がぺたんと座っているような姿に見えたので、
そこから、さらに書き込んでいきました。
なかなか意識しつつのナチュラルな線を出すのに苦心(汗

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2012年

2月

24日

第8回 書文通(ぎょう(ぎょうにんべん)の入る漢字)

作者:雅風
【作品の記録】
作品タイトル:待
製作時期:2012/02

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ
筆種:
墨種:
加工処理等:なし
額装:額装なし

【制作MEMO】
備え防ぐ、震災復興を待ち望む・・・そんな思いがつまった作品。
草書体は私は勉強不足で、評価はできないのだけれど、待つという字は、
考察になかったわけではなかったので興味深く見ることができました。
そのほか詳しくは、雅風てのひら書日和を参照ください

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2012年

1月

24日

第7回 書文通(木の入る漢字)

作者:KOU
【作品の記録】
作品タイトル:樹・木は生ものにつき
製作時期:2012/01

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ
媒体:にじみやすい書道用半紙
筆種:羊・長鋒筆
額装:額装なし

【制作MEMO】
その他コメント:今回の課題はワタシにとっては復習課題。
でも、やっぱり難攻不落な気がします(汗)。
何作か兄弟作品があり、書道的なのか、絵画的なのかという点で
雅風さんに贈るものということで、絵画的な方を選びました。

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2011年

12月

21日

第6回 書文通(干支漢字)

作者:雅風
【作品の記録】

作品タイトル:龍

製作時期:2011/12

【材質の記録】

作品のサイズ:大判ハガキ

媒体:仙画ハガキ額装:なし
【制作MEMO】

その他コメント:雅風てのひら書日和をご覧ください 雅風さんらしい、筆運びが際立つ作品。

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2011年

11月

24日

第5回 書文通(総画数9画)

作者:KOU

【作品の記録】
作品タイトル:洲(モダニズムの研究)
製作時期:2011/11

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ
媒体:仙画ハガキ
筆種:羊・長鋒筆
墨種:墨汁
加工処理等:なし
額装:額装なし

【制作MEMO】
その他コメント: 点と線だけで、どのくらい表現できるかな?
というのにチャレンジしてみたかったので、悩んだ末に「洲」の字に決定。
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2011年

10月

25日

第4回 書文通(鳥漢字)

作者:雅風

【作品の記録】
作品タイトル:鴟・(フクロウ)
製作時期:2011/10

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ
媒体:仙画ハガキ
筆種:KOU作ほうき筆
額装:額装なし

【制作MEMO】
その他コメント:雅風てのひら書日和を参照ください 

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2011年

9月

23日

第3回 書文通(身体漢字)

作者:KOU

【作品の記録】
作品タイトル:瞳(旅するひとみちゃん)
製作時期:2011/09

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ
媒体:仙画ハガキ
筆種:羊・中鋒筆
墨種:墨汁
加工処理等:なし
額装:額装なし

【制作MEMO】
その他コメント:秋の夜長、空を見上げて月をみて(目だけど・・・)
旅するひとみちゃん。その目に何が映っているのかな?
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2011年

8月

24日

第2回 書文通(色漢字)

作者:雅風


【作品の記録】
作品タイトル:茜(あかね)⇒蒨
製作時期:2011/08

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ
媒体:仙画ハガキ
額装:額装なし

【制作MEMO】
その他コメント:雅風てのひら書日和を参照ください 
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2011年

7月

24日

第1回 書文通(虫漢字)

作者:KOU

【作品の記録】
作品タイトル:蝙・ドラキュラ参上?
製作時期:2011/07

【材質の記録】
作品のサイズ:ハガキ
媒体:仙画ハガキ
筆種:羊・中鋒筆
墨種:墨汁
加工処理等:なし
額装:額装なし

【制作MEMO】
その他コメント:書文通初作品。ドラキュラが蝙蝠を肩に載せ、
マントをひるがえすさまをイメージ。上に打った点は月をイメージ。
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